あれから1か月が経った。
あの日以来丸井とは一回も会話していない。
目も合わせていない。
そしていつも通り私は以外とは話さず1日を過ごしていた。
そんな日の6限目のLHR。
「お前ら来週は修学旅行だぞー。いい加減班を決めろ班を。」
あぁ…忘れてた
来週末から3泊4日、大阪に修学旅行に行くんだ。
このクラスの人たちは皆が仲がよく
男女8人編成の5班が作れないらしい。
もちろん私は会話に参加していないので
多分人数合わせでどこかに入るだろう。
には好きな所に入っていいよといった。
あんまり迷惑かけられないし。
数十分の話し合いにより、結局私はと同じになり(なんでだ)
後の女子は去年同じクラスだった子たちだ。
「女子は決まったよー。男子は?」
リーダー的な女の子が声を大きくしていった。
「男子も決まった!!」
っていうことで両性決まった。
さて、次が問題だ。
女子4人グループと男子4人グループをどう組み合わせるか。
私はどうでもいいから適当に任せたけど
ほかのグループの女子は、ある1組の男子グループをガン見していた。
その視線をたどると
他の男子と仲良さげに話している丸井の姿。
…ちょっとまて。
私の班の2人もガン見してるじゃんか!!!
破滅だ
世界の終わりだ
眼力でに訴えても気づいてくれない。
ちくしょー…
日頃から眼力トレーニングしとけばよかった…
結局、話し合いじゃ決まらないから
くじになった。
私たちの班は4番らしい。
男子の4番の班は…
おーまいごっど
あの人はまだあのアイス事件を恨んでいるのですか
しつこい人は嫌われますよ
そんなこんなで私たちの班は丸井たちと一緒。
どうしてこうなるかな。
本当なんなの。神様よ。
今度はあんたにアイスぶつけるわよ?
一人ぶつぶつ呟いて落ち込んでいるをが慰めている姿を
丸井は何ともいえぬ表情で見ていた。
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